![]() バズソーの記事の時も言ってましたが、最近のコンバイナーウォーズシリーズやジェネレーションズシリーズの一部TFには武器が付かない! 武器が付属しない代わりに武器腕として処理されたりミニコンが付属したりと色々公式としてはうまい具合に処理してますが、せっかくG1リメイクデザインのTFが出るんならやっぱG1風な武器もほしい! と、いうわけで。自分で作ることにしました。 ![]() 武器パーツを作りにあたって、前に作ったステルスB.A.T.の武器のようにジャンクパーツやパテ等で立体物を作ろうかと思ったんですが、結構めんどくさいし・・・そもそも高度な造形スキルが必要だしなあってことで、造形スキルに自信がない私は別の方法をとることにしました。 そこでたまたま思いついたのが3Dプリント。 3Dプリントとは、3Dプリンターを使用して3Dデータを立体物として出力すること。 そうだよ(提案)、3Dで武器のデザインを作って、それを出力しちまえばいいんじゃないか! これならわざわざパーツ削りだしたりする手間もいらないし、なにより机が汚れない! しかしながら3Dプリンターはさすがに持ってないので、どうすっかなーという時に思い出したのがDMMの3Dプリントサービス。 DMMに登録し、作った3Dデータを送ってお金を払うと、DMM側で3Dプリントをしてくれるらしい。ちなみに完成した立体物は家まで送ってくれるそうな。 これは便利!(ステマ)ということで実際に3Dプリントで武器パーツを作ることにしました。 ![]() 武器パーツを作るにあたって、どのTF用の武器を作るか迷ったんですが・・・やはりここは大好きなインセクトロンからだな・・・! ってわけでコンバイナーウォーズのボムシェル(ボンブシェル)用の武器パーツを作ることにしました。 こいつ付属品何も付かないからなあ・・・; 権利関係もあるので一応言っておきますが・・・あくまで作るのはボムシェル対応の個人製作の武器パーツってわけで。 TF系アドオンと同じくボムシェルの銃っぽいものです。 さあ作ろう!と言っても一筋縄ではいきません。 DMM公式を読むと「誰でも作れる!」みたいなことは書いてありますが、まず3Dモデリングができないと先に進まないわけで。 3Dモデリングをしたことのない人にとってはかなり敷居が高いですが、一応DMM.make公式でソフトウェアの使い方とモデリングのやり方を解説してるのでそれを見ながら勉強するのもアリですな。 随分昔ですが私は一応blenderで3Dモデリングをした経験があったので、まあここは当時を思い出しながらいけばなんとか作れるかと・・・当時も相当四苦八苦してモデリングしたけどなあ・・・ 今回3Dモデリングをするためのソフトウェアですが、DMM公式でも推されている"Autodesk 123D design"というソフトを使用して作ることに決めました。 そんでざざっと作って完成したのがこんな感じ。 ![]() うーむ、なかなかボンブシェルの銃っぽいかな。 G1トイとアニメデザインの銃を参考に、色々独自に解釈してそれっぽい形を作りました。 何度も言うけどあくまでボンブシェルの銃っぽいものだからね! 写真の状態を説明すると、作ったパーツを配置して完成予想図として仕上げたものというわけ。 まだこの段階では完成ではありません。あくまでパーツを配置してみて全体のバランスや最終的なサイズの調整をしてる段階。 てなわけでとりあえず作ったはいいが、最終的にはこれを立体物として出力しなければなりません。 しかしこの完成状態のまま立体物を出力するわけにはいきません。 3Dプリンターにもよりますが、3Dプリンターは基本的にベース部分に樹脂を重ねて下から造形していく積層方式で立体物を出力していきます。 仮にこの武器パーツをこのまま出力しようとすると、銃口部分など本体から出っ張って宙に浮いてしまっている部分は下から樹脂を重ねることが出来ず、うまく造形することができません。 仮にできたとしても積層途中でパーツが破損してしまうでしょう。 よって、この武器パーツの3Dモデルを立体造形用にするためパーツごとにバラして配置しなければなりません。 模型作りとか3Dプリンターとかの知識がある人ならわかると思うけど、そうじゃない人にはちょっとわかりづらいかも・・・? ![]() そんなわけで武器パーツのモデルを立体造形用に分解および再配置しました。 立体造形用にパーツを分割すると、完成して出力されるのはもちろんバラバラになったパーツ。よって完成後には自分で組み立てる必要がでてきます。 なので、今回は一部パーツを分割してジョイント穴を設けることで半組み立て仕様にしました。 どこかで聞いた話によると、「3Dデータとして提出するものはパーツを複数にわけるならプラモのようにランナーでひとまとめにしてしまったほうが制作代金が安く上がる」という噂があったので、今回はランナーで全てのパーツを繋いでひとまとめにすることに。 ランナー部分は細いので造形中に折れそうだけど、まあどうせ切るだけだし仮に破損してもそんなに問題はないか・・・ この後ソリッドデータに変換し、3Dデータのエラーチェックをします。 今回は無事エラーがなかったので修正なしでそのままDMMに提出~ 提出したデータに不備がなければDMM側でのチェック後、制作した武器パーツを3Dプリントする注文ができますが、はたして・・・? ![]() 無事チェックに通ったようです。やったぜ! 提出した3Dデータのプリント注文が可能になりました。 素材にもよりますがこれは最安で1486円から注文可能だそうな。 さて、ここからが問題だ・・・ 3Dプリントしてもらう際に素材を選ばなければならないんですが、フィギュアのパーツとして使えそうな素材としては選択肢の中ではナイロン、アクリル、ABSライクなど。 TFトイ本体とおなじくABS系素材で作りたかったんですが、DMMのABSライク素材では最小1ミリ程度までしか造形ができず、値段もやや高めだったので今回はスルー。 値段で考えれば一番安いのはナイロンですが、強度が心配だったのでこれもスルー。 どうするかと考えていると、Ultra modeのアクリルなるものがありこれだと最小0.3ミリくらいまで造形可能なそうな。 今回の武器パーツは結構小さいサイズで作っているので、やはりこれくらい最小造形サイズが小さいもののほうが期待できそう・・・素材もわりかし頑丈だし。 ってわけで今回はアクリル(Ultra mode)を素材として選んで3Dプリントしてもらうことにしました。 お値段3732円!うーん決して安くはないが・・・送料かからないしなあ。 代行代金+素材費+送料と考えればまだ安いほうか・・・ ってわけでDMMへ3Dプリントの代行を注文しました。 最遅でも2週間で届くそうなので気長に待ちましょう。 ということで今回の制作話はこれにて終了。後編は注文した物が届き次第書きます。 はたしてうまく武器パーツが完成しているかどうか!真面目に心配ですw おわり
スポンサーサイト
|
||
![]() |
||
201512220915 |
|
||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
TRACKBACK |
| スタンド製作所 |
|
copyright © 2006 スタンド製作所 all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].