Mattel Coleco STARCOM SHADOW PARASITE -スターコム シャドウパラサイト-
shadowparasite

世間は新生ダイアクロンで盛り上がっていますが、今のところ私はまだ買ってませんね~
敵のワルダー側が出れば買おうかと思ってますが、はたしてどうなるやら・・・

そんなダイアクロンに対抗できる同じようなトイが何か無いかなーと考えてたんですが、ありましたわ!
というわけで今回は、個人的にはダイアクロンとタイマン張れそうな超クオリティの高いトイをレビュー!!

ということで本日のレビューは"スターコム(STARCOM)"



21世紀
宇宙そして地球をも支配しようと企む悪の組織シャドウフォースに対抗し、正義のスターコムは自由を勝ち取るために戦いを挑む!

(USA展開Coleco版STARCOMシリーズパッケージ裏紹介文より意訳)



スターコムこと"STARCOM:The U.S. Space Force"は、1987年の同名アニメシリーズ公開にあわせて販売されたSFトイシリーズなわけでして。
ストーリーはサブタイトルの通り、アメリカの宇宙軍であるスターコムと侵略者であるエンペラーダーク(ダーク皇帝)率いるシャドウフォースとの戦いを主軸においたSFアクション&アドベンチャー作品なのです。

作品としては今やSF系アニメとしてありきたりに見えますが、なんとホワイトハウスによって設立された、子供たちに向けてNASAスペースプログラムや科学やテクノロジーへの関心を推進するための組織"The Young Astronaut Council"のバックアップを受けて作られていたというアメリカ政府公認かつアメリカ政府オススメのSF作品だったりしますw

おまけにアニメを作ってたのはサンボウ以後のG.I.ジョーのアニメシリーズで悪名高いDICエンタープライズ
そんでもって配給元はコカ・コーラ社


なにこの現実での展開だけでツッコミどころ満載な作品は・・・













アニメはこんな感じ。同じDiC製作でクソ作画だったG.I.ジョーとは違い、スターコムは物凄く作画が良いんですよね~・・・下請け会社が日本系の所だったんだろうか?
アニメ版スターコムは話も面白いですが、それ以上に各話で描かれる宇宙でのドッグファイトシーンの作画の気合の入れ具合は超必見です。




それじゃ話をトイの方へ・・・

スターコムのトイシリーズの発売元はヒーマンやDC系フィギュアでおなじみのマテル(Mattel)社。
前述の通りアニメにあわせて1980年代に展開がスタートされました。
ところが・・・アニメありきのSFトイシリーズかつ先程書いたようにアメリカ政府からのバックアップまであったものの、アメリカでの推進活動が全然うまくいかず、スターコムの展開はたった2年で打ち切られてしまいました。

そんなわけでアメリカではひっそりと終了してしまったスターコムですが、同じくスターコムを商品展開していたヨーロッパと東南アジア圏では絶大な人気を博し、アメリカでの展開終了後もトイのリリースは続いていたそうな。
90年代に入ると販売元がキャベツ畑人形でおなじみのColeco(コレコ)社に代わり、トイからアメリカ国旗やNASAのマークを削除してスターコムの第2シリーズとしてリリースをし始めたんだとか。

これがまたややこしくて、上記理由によりスターコムのパッケージにはマテル版とコレコ版が存在するのです。
トイの方はメーカーごとに造形の違いは無いようですが、リリース元メーカーにあわせてメーカー刻印が変えられてるのかどうかはわかりません。とりあえず手元のものはコレコの刻印がありました。



にしても、"U.S. space force"なんて副題に書いてておまけにアメリカ政府のバックアップもあったのに、肝心のアメリカでの人気がサッパリというのはなんとも皮肉ですね・・・w










shadowparasite


そんでもってスターコムのトイが一体どんなものかというと、こんな感じ。
宇宙用ビークルや基地のプレイセットとミニフィギュアを絡めて遊ぶというダイアクロンやミクロマンのような流れのトイなわけで。

この手のプレイセット的なミニフィギュア系トイは当時としても別に珍しいものではなかったのでありがちですが、その中でもスターコムが秀でていたのはトイのギミック。

ミニフィギュアの足の裏やビークルに磁石を組み込み、鉄板パーツを埋め込んであるビークルやプレイセットにくっつけて連動遊びができる通称"MAGNA LOCK(マグナロック)"ギミック。
さらにはビークルの翼や乗降ハッチをボタン1つで自動で展開させることができるモータライズギミックが組み込まれており、全てのスターコムシリーズのビークルで磁石や内部ギアを駆使したギミックで遊べるという当時としてはかなりクオリティの高いギミックを有していたのです。



しかし同じようなギミックはスターコム以前にダイアクロン等で実装されてるんですよねー・・・
そう考えると日本のトイの技術力は当時凄まじかったんだなあと・・・










shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite

そんなスターコムシリーズから今回ご紹介するのはこちら。

敵側シャドウフォースの主力宇宙用戦闘機"SHADOW PARASITE(シャドウパラサイト)"。
アニメ劇中では悲しいくらいバンバン撃墜されます。
シャドウパラサイトの名前には意味があるのですが、それはまた後述。

本体にシールが貼ってありますが、これは前の持ち主が勝手に貼ったものなので元から貼ってあるわけじゃありません。

見ての通りシャドウフォースのイメージカラーである黒で統一され、シャドウフォースのインシグニアと同じように三角形のシルエットの小型ビークルでして。



シャドウパラサイト:
スターマダ(STARMADA)所属の超高速攻撃機。シャドウフォースの空中および宇宙艦隊に属す。

識別情報

名前:シャドウパラサイト
タイプ:攻撃戦闘機
攻撃チーム:スターマダ
指揮官:マグ大尉(LT.MAGG)
機密情報:空中および宇宙戦にて加速および旋回に優れた攻撃戦闘機

武装:2つのパラレーザーキャノン(高エネルギーレーザー兵器)

(US展開Coleco版パッケージ裏紹介文より意訳)



高エネルギーレーザー兵器を有した超高速戦闘機を駆るマグ大尉(LT.MAGG)率いる小隊は宇宙を支配するためにスターコムに対し激しい空爆を与える。
彼らはシャドウフォースの空中および宇宙艦隊スターマダ(STARMADA)所属の隊員である。

(Mattel/Coleco版マルチランゲージパッケージ裏より意訳)


パッケージによって微妙に紹介文が違うので今回は2種類掲載↑
まあ書いてある中身はほとんど変わりませんが・・・

見た目は画像の通り。三角形なのでデザインとしては単純ですが、一度目につくと印象に残りやすい見た目ですよね~










shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite


全体的に見ると細かいモールドはあまりなく、ディティールはそこまで凝ってない感じ。
しかし肉抜きされたパーツの裏までしっかりモールドがありますし、それに加えて本体をとめてるビスは黒色が使われてます。
このように表から見ても裏から見ても細かい部分で玩具らしさを強調させずにビークルのデザインを優先させているのが素晴らしいですな。

ちなみに本体横にあるFUELのシールがある穴の部分は燃料の給油口。
実物が無いので推測ですが、おそらく別売りの燃料タンクやリペアガレージ付属の燃料供給ケーブルを繋いで燃料補給シーンが再現できる使用になっているんじゃないかと。










shadowparasite
shadowparasite


ところで本体上部と下部に変な色のプレートがありますが、これが前述したマグナロックギミック部分。

本体上部は鉄のプレート、下部は磁石が内蔵されているので、同じく足裏に磁石を内蔵したスターコムシリーズのミニフィギュアを立たせたり、同じマグナロックギミックをもつビークルやカーゴ同士でくっつけて牽引状態にしたりといろいろなことができるのです。

このギミックはちゃんとアニメでも活かされており、しつこいぐらい劇中でマグナロックギミックが登場します。










shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite

そんなかんじで見た目はあっさりしてますが、実は細かい所かなり凝ってるというね。
さすがアメリカ政府のバックアップを受けてたトイだけではあるな・・・w










shadowparasite


さて、それじゃギミックの解説に参りますか・・・

まずこのシャドウパラサイト最大のギミックをご紹介しましょう!

本体正面から向かって右側のこのボタンを押すと・・・










STARCOM SHADOW PARASITE POWERDEPLOY gimmick

カメオさん(@tao_cameo)が投稿した動画 -




なんと!モーターライズギミックで主翼が展開し、後部エンジンノズルが迫り出し、機体両サイドのブラスターが展開されるのです!

これ初めて見た時感動しましたわ・・・
すごくない??自動で機体のシルエットが変化するのよ??w

シャドウパラサイトだけでなくスターコムシリーズ全部に言えることですが、スターコムシリーズのモーターライズギミックは電池が使用されておらず、全て内部ギアによる駆動だけで半自動的にギミックが動作するのです。
この手の電池を使わないモータライズギミックってやっぱりすごいわ・・・










shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite

翼と武装を展開したこの姿は通称アタックモード。攻撃形態ってわけですね。
三角形のビークル姿から結構シルエットが変わってる印象ありますね~










shadowparasite
shadowparasite

ちなみにパラレーザーキャノン部分は変形時は収納状態になっているため、キャノンを展開させた後に手動でキャノン砲身を引き出さないといけません。
また、格納時は手動で砲身を元の位置に戻さないといけないという・・・この辺若干めんどくさいですが、あえて手動で動かす部分があるってのもなんだかトイらしくて良いかもしれないですね~










shadowparasite
shadowparasite

この小さくコンパクトにまとまっているものの、攻撃的なシルエットに変わるってのは面白いですね~










shadowparasite

そして続いてのギミック。
機体正面から向かって左側のスイッチを押すと・・・










STARCOM SHADOW PARASITE cockpit open gimmick

カメオさん(@tao_cameo)が投稿した動画 -



スプリングギミックでコックピットがパカっと開きます。

これが単純ながらなかなか面白いんですよ!特に意味もなくつい押してしまうことがしばしば・・・w










shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite

コックピットまわりはこんな感じになってます。

モニター部分はシール処理ですが、手元の操作パネル部分は2~3ミリ程度の広さなのにしっかりモールドが入っているという・・・
当時でこの細かさとは・・・これはまさかNASAの技術が介入したのでは・・・?w










shadowparasite
shadowparasite

マグ大尉(LT.MAGG)



コレクターズI.D.

名前:マグ大尉(LT.MAGG)
攻撃部隊:スターマダ
専門分野:シャドウパラサイトパイロット
能力:あらゆるスターマダのパイロットは、自分の機体を自ら修理することができなければならない。

(USA展開Coleco版STARCOMシリーズパッケージ裏紹介文より意訳)


それでは一旦脱線して付属ミニフィギュア兼パイロットのマグ大尉を紹介。

スターコムシリーズはこのようなミニフィギュアが各ビークルに付属しており、パイロットとしてビークルに乗せることが可能です。
また、運転席以外に砲手として乗せたりすることや、別売りの単品版ミニフィギュアでは専用武器を持たせて歩兵にすることも可能。










shadowparasite
shadowparasite
shadowparasite

顔はこんな感じ。
顔の面積が5ミリくらいしかないにもかかわらず、鼻や口、頬など顔のモールドはしっかり入っています。超細かいです・・・
ただし肌と眉、そしてヒゲくらいしか塗装されておらず、目は塗られていません。
この小ささで塗っちゃうと確実にヒドい顔になってしまうので、あえて塗ってないんでしょうね~

頭は左右および前後に可動が可能で、ヘルメットのバイザーの上下も可能。
このバイザーが結構クセモノで、普通に動かす限りでは外れやすいってわけではないですが、バイザーを押さえながら頭を動かすと外れてしまうことがしばしばあるので押さえないように注意が必要。
クリアパーツかつ小さいので、ヘルメットとつながっているジョイントの破損にも注意したほうがいいですね~


余談ですが、スターコムシリーズのトイを中古で買うと、十中八九このパイロットのバイザーが欠品してるんですよねー・・・w
バイザー付きパイロットはある意味貴重かもしれない・・・w










shadowparasite

可動ポイントは頭・肩・股関節・膝のみ。頭以外は全て前後方向にのみ可動します。
ミニフィギュアとしてはわりと動く部類なので、パイロットとして座席に座らせるのはもちろん、歩兵として銃を構えさせたり、別売りの基地でデスクワークさせたりと色々シチュエーションにあわせてポージングできるくらいの可動率は持ち合わせてます。










shadowparasite
shadowparasite

そして前述の通り足裏には磁石が内蔵されているので、マグナロックギミックで鉄板部分に立たせることも可能。










shadowparasite

3.75インチフィギュアやタイタンマスターと比較するとこんな感じ。
画像では比較対象としては並べてないですが、スターコムのミニフィギュアはだいたいZ-botsと同じくらいのサイズです。

結構小さいですが、タイタンマスターを見た後だとわりと大きいような気もしてきますね・・・w










shadowparasite
shadowparasite

同じシャドウフォースの他のミニフィギュアと一緒に並べると世界観が広がっていいですね~
こういうのこそ100均のコンテナとか使って基地っぽく飾るべきかもしれないですね。


ところで、このシャドウパラサイト。
実は最後にもう1つだけ大きなギミックがありまして・・・










shadowparasite

別売りのシャドウフォース側大型戦闘機であるシャドウバットとの連動ギミックがあるのです。

どうなるかというと・・・










shadowparasite
shadowparasite

こんな具合にシャドウバットの主翼上に合体させることができるというわけ。

これはパラサイトモードというもので、シャドウパラサイトが戦闘宙域まで運んでもらうための合体モードなんだとか。
寄生するようにシャドウバットに合体するから名前がシャドウ"パラサイト"だったんですね~
もちろんこのギミックもアニメで登場しまくってます。


シャドウバットには2体のシャドウパラサイトが合体可能。
しかしスターコムシリーズではシャドウバットもシャドウパラサイトも別売り
ということはつまり、シャドウバットを完成形にするには、シャドウバット+2つのシャドウパラサイトを買わなきゃならないというわけよ。

うぅ・・・なんという卑怯な仕様なんだ・・・これ当時の子供も揃えにくかっただろうなあ・・・w










shadowparasite

ってわけでシャドウパラサイトのレビューでした。

10センチ程度の小さな機体ではあるものの、自動変形ギミック、コックピットの一発開閉、マグナロックギミック、シャドウバットとの合体とかなり色々ギミックが詰め込まれている、なんともポテンシャルの高いトイですね~
個人的にはこの手のビークル系アイテムってほとんどが基本飾ったままにしがちなんですが、シャドウパラサイトに関しては扱いやすい大きさに加えて自動変形ギミックが面白いので、なんとなく常に手元に置いて遊んでおきたくなります。
付属のミニフィギュアも良い出来ですし、ダイアクロンやタイタンマスターほど小さくないので結構取り回しやすいです。

実物を手に取るまでは特になんとも思いませんでしたが、シャドウパラサイトを触って確信しました。これマジで基地のプレイセットが欲しい・・・w
それだけプレイセット遊びが楽しくなるシリーズということです。

そんなわけで、「ダイアクロン?いやいや、俺は世間の流行なんかには乗らないね・・・!」って方はダイアクロンの代わりにぜひともスターコムを集めましょう!



おわり
関連記事
スポンサーサイト
別窓 | STARCOM/スターコム | コメント:2 | トラックバック:0
201702142110
<<REMCO ROBOT Renegades DIOTRAX -レムコ ロボットレネゲイズ ダイオトラックス- | スタンド製作所 | ワンフェス2017冬 マローダータスクフォース販売情報のお知らせ>>
この記事のコメント
 
こんにちは。
201702151707
これ、意外と小さいものなんですね。
それだけにギミックの多さにビックリです。初めはGIジョーぐらいかなって思っていました。

私はダイアクロンはリアルタイムで購入していたのでアッサリと飛び付いてしまいました。
タイタンズリターンと大きさが近いので並べてるとちょっと楽しい…。

2017-02-15 Wed | URL | ちろすけ #-[ 内容変更]

 
コメントありがとうございます
201702201851
>ちろすけさん

ミニフィギュアが5センチ程度、ビークル本体も長さ10センチ程度なので他のアメトイと比べてもかなり小さめですね~
このサイズでモータライズギミックやスプリング展開など詰め込む技術がすごいですよね~しかも年月経った現代でもちゃんとギミックが動作するという劣化しなさ具合も驚きですね。

タイタンズリターンもダイアクロンもですが、最近のミニフィギュア乗り込み式のトイって遊んでみるとかなり面白いですよね。
サイズはスターコムのミニフィギュアよりはるかに小さいのに扱いづらいサイズじゃないというのがまたすごい。
私はワルダー側が出れば買おうと思うんですが、最近の情報を見てると当分出なさそうな予感が・・・;
2017-02-20 Mon | URL | カメオ #-[ 内容変更]

COMMENT
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


TRACKBACK
| スタンド製作所 |

RSSリンクの表示

RSS登録しとけば良い事あるかも?

copyright © 2006 スタンド製作所 all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].
まとめ