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[玩具大研究]マニアックトイ紀行 #12 LIONEL POWER MASTERS - ライオネル パワーマスターズ パート2
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さあ年末だぁ!!
皆様今年はどれくらいおもちゃ買いました?私はもう数え切れません無理です。多分飯をとる回数よりもおもちゃ買う回数の方が多いです。
年末にふさわしい記事が何かないかなーと考えてたんですが、「そうだ、去年に引き続いて今年もマニアックトイ紀行企画でいこう」と安直に決定しました。

となれば掘り下げるネタはアレしかないです。そう、パワーマスターズ!!!

ついに今回、パワーマスターズの謎が明らかになりますよ。というかこんな謎解明してるの世界中探してもうちだけだよきっと!

というわけでして、2017年最後の記事はまさかのマニアックトイ紀行ですよ。
いやーでもこういう記事の方がうちらしいかな?


さて、今回の特集内容は、以前ご紹介したパワーマスターズシリーズの特集第2弾となります。

前回の特集で書きたいことはほとんど書いてしまったし、そんなに書くことあるの?って気もしますが。まだまだあるんだなーこれが・・・w
※パワーマスターズとはなんぞや、という方は前回の特集記事を参照して下さい

さて、前回はパワーマスターズシリーズの代表としてラッキー・クーパー&デュークのセットをご紹介しましたが、今回はそんなラッキー達以外のキャラクター達、つまりパワーマスターズシリーズの他のラインナップを見ていこうじゃないかという企画なのです。
それに加え、実はパワーマスターズについてのとんでもない新事実が明らかになったので、それもついでにご紹介していきたいと思います。





パワーマスターズシリーズのラインナップについては前回の特集でチラッと書きましたが、パワーマスターズシリーズには全6種類のブリスター入りフィギュアが存在します。

正義側:パワーマスターズ
・ラッキー・クーパー&デューク
・シーン・マーシャル&ルックアウト
・スティーブ・ストライカー&ザップ
・リップ・マクドナルド&ディッガー

敵側:ERGインベージョンフォース
・ゾーン&スコーピオン
・レッドアイ&サイクロプス











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で、これらのフィギュアなんですが、信じられないことになんと一通り手に入れてしまいました・・・;

奇跡過ぎます・・・!しかも1個除いて全部未開封よ!?ほぼ世の中に出回ってないトイが一度にこんなに手に入るなんて!その分かなりの金は飛びましたが、それに値するくらい価値のある品だと信じているので悔いはない!w


なんでこんな一度にパワーマスターズのトイが手に入ったかというと、実は少し前にライオネルの元CEOである"リチャード・P・クーン"氏が個人コレクションをオークションに放出したという出来事がありまして。
今回入手したパワーマスターズシリーズもライオネル元CEOのコレクションの一部としていくつか放出されており、それを入手したというわけです。
なるほどな、よりにもよってパワーマスターズをリリースした会社の社長のコレクションならそりゃ都市伝説相当のトイも出て来るわけですわ・・・・w

元CEOのリチャード氏はライオネル製品のコレクターとしても有名らしく、海外では特集記事が組まれてたりします
ちなみに上記リンク先の記事ではパワーマスターズについてもチラッと書かれてます。


その他いくつかのパワーマスターズトイは別ルートで入手したのですが、そちらは著名なライオネル製品のコレクターが手放したものでした。

このシリーズ・・・ホントに現存するものは関係者か筋金入りのマニアしか持ってないんだなあ・・・w



さあ、それでは、肝心のパワーマスターズの残りのメンツのトイを1つ1つ見ていきましょうか。
さすがに開封はできませんが、ブリスター越しの写真から色々見て頂ければなあと。











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リップ・マクドナルド&ディッガー


まずこちら、前回の特集でもお見せしたリップ&ディッガーのセット。
基本はラッキー&デュークのセットと変わりませんね~、フュージョノイドであるディッガーは車体側面の装飾パーツとブルドーザーのブレードのようなパーツが新造で、それ以外の基本的な部分はデュークと変わらないっぽいですね。

上のブリスター写真に少し見えるかと思いますが、このセット、なぜか付属のミニコミックはラッキー&デュークのミニコミックになっています。エラーなのだろうか?










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パーソナルファイルカード

コードネーム:リップ・マクドナルド
本名:レジナルド・ティモシー・マクドナルド
階級:大尉
担当ビークル:ディッガー
専門軍事教育分野:建設エンジニア
キャラクタープロフィール:
リップは強い意思をもつ勇敢なファイターだ。
生産的で建設的な分野に導かれ、若い頃にリップは軍の建設部隊へ入隊した。
リップの独創性と疲れを知らない精神はパワーマスターズ達に尊敬されている。

フュージョノイドパートナー:ディッガー
スーパーハイパワーショベルを装備したディッガーは、どこから見てもリップと同じようにタフで勇敢だ。共に仕事ができるほどリップの個性とは相性が良いようだ。

武装:ツインフォトンリピーターウェポン

(パッケージ裏bioより意訳)


ちょっと建機っぽいなーと思ったらまんま建機モチーフなキャラなんですね。
アンドロイズ並の土方コンビだ。













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スティーブ・ストライカー&ザップ


続いて、見た目クールな軍人っぽいスティーブとザップのコンビ。
こちらもディッガー同様に基本のフュージョノイド型から一部リデコになっています。カラー的にかなりミリタリー系っぽい見た目になってますね。
ザップの腕の武装を見てるとアニメイテッドのバンブルビーを思い出すような・・・

ちなみにこいつもなぜか付属のコミックはラッキー&デュークのもの。もしかして付属コミックの製作が間にあってなかったんだろうか?










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パーソナルファイルカード

コードネーム:スティーブ・ストライカー
本名:ステファン・ブライアン・ストライカー
階級:大佐
担当ビークル:ザップ
専門軍事教育分野:軍事科学、軍事配備、戦場兵法
キャラクタープロフィール:
スティーブはパワーマスターズの戦場指揮官だ。
ウエストポイント(陸軍士官学校)を卒業て以後ずっとスティーブは"正規軍"だった。頭がよく知覚が鋭いスティーブは自然と指揮官になっていた。スティーブと彼らが常に戦いに突入する準備ができている事に、パワーマスターズ達は尊敬の念を抱いている。

認可:パワーマスターズのいかなる武器でも扱える熟練狙撃手

フュージョノイドパートナー:ザップ
高威力レーザービームを兼ね備えたスーパースピードドリルを装備したザップは完璧を求めるために努力の個性を吹き込まれている。
ザップは射撃の名手であり、正確さを自慢にしている。

武装:射程500キロメーターのレーザーウェポン


(パッケージ裏bioより意訳)


裏側はこんな感じ。ザップ共々筋金入りの軍人気質っぽいですな。













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レッドアイ&サイクロプス


本来はあと1体正義側がいるんですが、入手し損ねてるので省略。続いて悪側を紹介していきましょう。
まずはレッドアイ&サイクロプス。一見すると量産型の雑魚っぽい見た目ですが、悪のボスであるダックス直属の部下であり固有キャラ。

まずミニフィギュアであるレッドアイの方なんですが、見ての通り正義側とは完全に別造形になってます。このロボのようなエイリアンのような変なスタイル、良いですよね~
このセットには正義側に付属していたジェットパックが付属しないので一見すると付属ビークルにフィギュアを取り付けられないように見えますが、実はこのレッドアイ型は足の両サイドにジェットパックと同じ凸があり、ジェットパックの代わりに足を直接ビークルに取り付けることでビークルに乗るギミックを再現できるようになっています。

付属ビークルであるサイクロプスは、ラッキーが開発したものではないので設定上は"フュージョノイド"ではなく"フュージョネイター"なんだとか。ERG側からだとトライベック(TRIVEK)とも呼ぶようで。
サイクロプス本体は他のビークルと見比べるとわかりますが、タイヤまわりは他と同じ造形ですが武装や胴体、ライト部分など全て新規造形になってます。
フュージョノイド達と比べて明らかに装飾が減ってますし、側面に至ってはシール処理になってるのですごいチープな感じになってますね・・・

このセット、よく見ると付属コミックがダックスのものになっています。やはりエラーというかコミック製作間にあってないのでは・・・?










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パーソナルファイルカード

名前:レッドアイ
ドロイド種別:ベータシリーズ
役職:第1士官、ダックスの特別顧問

プログラミング:高知能をもち、極めて効率がよく、戦闘と破壊を楽しむ。可能な場合はいつでも残忍性を付与することができる。

担当トライベック:サイクロプス
戦いと戦争に集中する一意専心から名付けられた。


(パッケージ裏bioより意訳)


設定部分はこんな感じ。













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ゾーン&スコーピオン



続いてゾーン&スコーピオン。
見ての通りレッドアイのリカラー品。カラーの他にフュージョネイターの武装がレッドアイと違っています。

そしてこちらも付属コミックがなぜかダックス・・・これだけあって結局ラッキー・クーパーとダックスのコミックしか見れないとはいかに・・・


ちなみにこのゾーン&スコーピオンのセット。かなり稀少価値が高く、おそらくネット上にここまで詳細な画像が上がるのは史上初かもしれません。だって私も入手して初めて実物を見たんですもの・・・w










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パーソナルファイルカード

名前:ゾーン
ドロイド種別:ベータシリーズ
役職:前線攻撃部隊指揮官

プログラミング:侵略的攻撃指揮。軍事配備と兵法の専門。

担当トライベック:スコーピオン
命名は彼の危険な捕獲器アタッチメントから。彼は捕獲した犠牲者を破壊することを楽しむ。

(パッケージ裏bioより意訳)



設定はこのような感じ。














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さあこれで終わり・・・というわけではなく、なんとこれまた入手難というか存在自体が怪しかった箱物まで入手してしまいました・・・w

こちらも紹介していきましょう。









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エンフォーサー


箱物まずは正義側のエンフォーサーから見ていきましょう。
パワーマスターズシリーズのボックスパッケージ版は、ブリスター版と違って内容物はミニフィギュア、フュージョノイド、大型ビークルで構成されています。
このエンフォーサーは、エンジン代わりであるフュージョノイドと大型ビークル用パーツ(レーザーモジュール&H.A.T.2ミサイル&ミサイルキャリアー)を組み合わせることでエンフォーサーという一つの大型ビークルへと変化が可能になっているようです。

付属フィギュアはキャプテン フラップ・ジャック・マクガイア。フュージョノイドは"スパイカー"だそうで。
ボックスセットってブリスター版キャラの拡張パック的な扱いだとずっと思ってたんですが、ブリスター版とは完全に別のキャラが封入されてるんですね。
でもこのキャプテンフラップ&スパイカー、付属のミニコミックに登場するパワーマスターズのメンツの中に含まれてないんですよねー・・・後発の追加キャラなんだろうか?










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パーソナルファイルカード

コードネーム:キャプテン フラップ・ジャック・マクガイア
本名:フェリックス・マクガイア
階級:大佐
担当ビークル:エンフォーサー
専門軍事教育分野:武器エキスパート
キャラクタープロフィール:落ち着いていて勇敢で献身的。軍人の経歴をもつ。
認可:射撃手。レーザーライフル、フュージョンパルセーターキャノン、H.A.T.Ⅱ(熱感知式)レールガン
フュージョンパートナー:スパイカー
とても元気がよく、競争が好きで、常日頃から努力を惜しまないように特徴づけされている。
武装:パワーマスターズの全てのアタッチメントを装備可能、また全ての付属物を取扱可能。


(パッケージ裏bioより意訳)


一応パワーマスターズのメンバーに入ってるようですが、設定が少ないのでイマイチよくわからない人物・・・













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M.A.R.S.ユニット

続いてM.A.R.S.ユニット。ミサイル&レーダービークルなわけでして。基本的な仕組みは前述のエンフォーサーと同じです。
セット内容はミニフィギュア、フュージョノイドの他にトレイラー、キャリアー、レーダーモジュールで構成されているそうな。

付属のミニフィギュアは"ルテナントコローネル(中佐) ジョン・アーチャー"とフュージョノイドの"チャッカー"。
こちらもキャプテンフラップ同様にミニコミックには登場しないキャラ。キャプテンといいこいつといい、ここにきて突然軍人キャラが増え始めてるけど一体どういう展開なんだ・・・w










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パーソナルファイルカード

コードネーム:リトル・ジョン・アーチャー
本名:ジョナサン・B・アーチャー
階級:中佐
担当ビークル:M.A.R.S.ミサイル・レーダーシステムユニット
専門軍事教育分野:軍事工作スペシャリスト
キャラクタープロフィール:
海兵隊の中で最年少で中佐まで上り詰めた。高い知能をもち、地対地および地対空ミサイルの正確な扱いに長ける。これによりパワーマスターズから深い尊敬をされている。
認可:あらゆる種別の全投射物系武器に熟練している。また、メガAMP級リピーターウェポンの扱いにも熟練している
フュージョンパートナー:チャッカー
物を投げる癖があることから名付けられた。戦いが白熱してくると興奮し、保管されているミサイルを正確にERGターボチョッパーへと投げつけるのだ。


(パッケージ裏bioより意訳)


注目すべきはチャッカーのbio。物を投げる癖があり、最終的にはミサイルまで投げてしまうこのイカレ具合。狂ってやがる・・・w













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ERGインベーダー


そして最後は悪側のボスであるダックスのERGインベーダー。
ボックスセット版唯一の悪側がこのERGインベーダーという。ちょっと正義側ばっかりリリースしすぎじゃないですかねえ。
ちなみにこのボックスは前述の2種類よりも大きなパッケージになってます。だからといって内容のボリュームが前述の2種類より多いかというとそんなことはなく・・・w

セット内容はダックスとフュージョネイター、大型ビークルを構成するインベーダーとカーゴという組み合わせ。

付属ミニフィギュアは見ての通り"ダックス"と、フュージョネイターの"ヴァルチャー"。










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パーソナルファイルカード

名前:ダックス
ドロイド種別:アルファシリーズ
役職:ERGインベージョンフォース最高指揮官

プログラミング:ファラド達によって選び抜かれた特別なプログラミングがされており、ERGインベージョンを率い、そして地球の全ての財産を奪うことを目的としている。冷酷無慈悲で全てのファラドマスターに忠実である。

担当トライベック:ヴァルチャー
全てのERGフュージョネイターの中で最も強力で最も知能が高い。また、瞬間的な反応速度と高い操縦性能も併せ持つ。


(パッケージ裏bioより意訳)


"ファラド"という謎の名称が出てきました。あくまでERGインベージョンフォースはドロイドで構成されているので、ダックス以下ドロイドを作ったマスターが別で存在するというわけなんでしょうかね?











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さて、先程のパッケージ裏の写真でお気づきかと思いましたが、今回入手したこのERGインベーダーの箱になぜか黒塗りで塗りつぶされている箇所が・・・
何なんだろうこれ?と思ってよーく目を凝らして見てみると、なんと黒塗りの下には"K mart"の文字が。こ・・・これは値札!?

前回の特集でも書きましたが、パワーマスターズシリーズはファンや関係者の話しによれば「発売されることはなかった」「未発売に終わった」という話が有力でしたが、このようによりにもよってライオネル元CEOのコレクションの中から値札付きのパッケージが発見されたという事実から見て、「パワーマスターズシリーズは小規模なのかもしれないが少なくとも過去に1度は市場に出回った」と言えるでしょう。

この記事の序盤に掲載したライオネル元CEOでありコレクターでもあるリチャード氏の特集記事では、パワーマスターズについて「このフィギュアはライオネルによってリリースされたが、最終的にはお店の棚から姿を消す事となった」と書かれているので、この記事からしても販売された事実があったことは確実になりますね。

市場に出回ったにもかかわらず中古市場に一切出てこないし、現物を所持してるのが軒並み関係者が筋金入りのマニアしかいないというあたり、テスト販売みたいな扱いだけで終わったのかまたは回収されたのか・・・
にしてもとんでもない大発見ですよこれは。











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「でも未開封じゃ開けるのもったいないし遊べないな。開封できるやつがほしい」

とか言ってたら奇跡的にもう1個手に入りました。おいどうなってんだマジで!世界大戦でも起こるのか!?世界中の金持ちが私財を減らすためにパワーマスターズを手放してるのか!?

ということで来年の1発めのレビューはこのERGインベーダーに決定しましたのでお楽しみに。
開けて遊びますよ・・・!










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そういえばボックス版パッケージのその他のラインナップ欄に面白いものがありましたよ。注目すべきはこの"LIBERTY MOBILE BASE"と"FUSIONOID TRACK TRANSPORT"の2種。
リバティモバイルベースは見ての通り基地トイなんでしょう。フュージョノイドトラックトランスポートはライオネルのお家芸である列車トイってわけですね。

この2種類のトイ、どう調べても一切情報が出てこず、手がかりはこのラインナップ画像だけ・・・パワーマスターズの他の製品は全て存在が確認できましたが、この2点だけは販売されたのかどうかわかりませんね~明らかに値段帯もサイズも他と違うでしょうし、試作品だけで終了しちゃったのかも。
これまた幻の逸品ですね。というか元CEOが持ってたりしないのかしらね?w







トイについての紹介は以上になります。お疲れ様でした。
おそらくパワーマスターズについてここまで詳細に画像が見れるサイトは現時点ではうちだけかと。

そんでもって、ここからがさらにすごい話

ちょっとこれ見てくださいよ・・・










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何かわかります?これ、前述のライオネル元CEOのコレクションだったパワーマスターズトイと共におまけとして送られてきたんですが、どうも中身はライオネルが問屋やショップといった顧客向けに配布していたパワーマスターズの宣伝案内パンフレットのようです。

す・・・すごい珍品じゃないかこれは!というか、これを読めばパワーマスターズの展開の謎が明らかになるのでは!?と思ったので、この宣伝パンフレットを翻訳してみました。










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お得意様へ向けての詳細情報:

サンドラ・ベステ
広告プロモーションコーディネーター

LIONEL 男の子向け玩具ラインのご紹介

会社は新たな範囲へと拡大します。

ミシガン州クレメンス山、電動電車玩具メーカーの筆頭である株式会社LIONELトレインズは、1988年春より展開する完全な男の子向けアクションビークル、フィギュアそしてアクセサリーを含む新シリーズ"パワーマスターズ"の販売をご紹介します。
この紹介は、従来の電車製品ラインから近年の新市場への最初の大きな販売範囲拡大を意味します。
パワーマスターズは男の子向けアクショントイカテゴリーに、今までにない全く新たな局面を追加します。
"パワーマスターズ"ラインは6種類の基本的な電池式トイである"パワーユニット"を核とすることで、"モータライズアクション"他の全てのビークルやアクセサリーを動かす事が可能です。
また、パワーマスターズシステムは同ラインの玩具間で互換性があります。
ビークルは他のビークルやその他の全ての構成要素と互換があり、組み合わせてより大きい車両を作ることもできます。
これらに加え、実際に販売されるそれぞれのパッケージにはそれぞれ異なるストーリーを描いた16ページのフルカラーアクションコミックを封入します。
「このグループのトイは基本的ではあるが、今までにないわくわくと単純かつ創造的な新しい方向の遊びをもたらしてくれるだろう」と、LIONELのマーケティングディレクターであるジョン・W・ブレーディーは言いました。
我々は広告そしてプロモーション活動を行い、このラインが男の子向けアクショントイカテゴリの筆頭となる存在として確立し600万ドル以上の価値がでることを約束します。
しっかりと考えられた製品、力強いストーリーライン、刺激的な販促キャンペーン、これらの組み合わせが一致団結して親と子供のような力強い組み合わせになることを信じています。

パワーマスターズの設定背景には、我々の惑星の生き残りである天然資源の保存というテーマがあります。これは少し工夫を凝らしており、物語の中で描かれるいくつかのレベルのやり取りのエンターテイメントを通して子供と親の両方へ教育のアピールをしています。
ストーリーの中には多数の教育的テーマや道徳的なメッセージ、我々の世界におけるエネルギーの維持問題といった要素を織り込んでいます。

現行案では、1988年4月より毎週放送のTVアニメシリーズの開始を計画しており、このアニメを通して製品自体のアクション、冒険、そして教育的価値を増強していく予定です。
LIONELは、我々の世界のエネルギー資源を守る"パワー"というテーマの傘の下、広報活動やプロモーションプログラムを拡大していきます。
株式会社LIONELトレインズはこれからもOゲージ、027そしてSゲージの電車やアクセサリー類につきましても展開を続けていきます。

(パワーマスターズ販売案内パンフレットより意訳)




中身はこのような感じの文書でした。
すげえ・・・1988年からのパワーマスターズの展開が事細かく書いてある・・・というかこれ、パワーマスターズの企画が滑った事実がわかってる現在ではあくまでも"こういう予定だった"というパワーマスターズ展開の理想形なわけですよね。
これはとんでもない資料価値ありますわ・・・

そんじゃちょっと上記の文書の要点をまとめてみましょう。

・パワーマスターズの展開開始予定は1988年の春だった
トイの方の権利表示に1987年とあったので87年スタートかと思っていましたが、実際は1988年の春から展開開始の予定だったようです。88年といえばトランスフォーマーはシリーズ5放映真っ盛り、ヘッドマスターズからマスターフォースあたりの頃ですね。ちょうどTF展開が移行期だったのでそこを狙ったのかも。ちなみにG.I.ジョーでいえば第7シリーズ展開時くらい。ヒーマンでいえばドルフ・ラングレン主演のマスターズオブザ・ユニバース実写版が放映されて関連トイが出だした時代・・・いや、これはまあいいか・・・w
やはり大手のアクションフィギュアシリーズにぶつけようと思ったんでしょうかね?


・当時のアクショントイカテゴリーに革命をもたらす新たな側面をもつトイとして売り出される予定だった
自社製品を推すわけなのでネガティブなこと書くわけないのは当たり前ですが、上記宣伝文書では「ものすげえ革命が起きるぜ!!」みたいな自信に満ち溢れた文書があちこちに書かれてましたね・・・
確かに電動ギミック付きビークル&アクションフィギュアという組み合わせは画期的・・・かと思ったんですが、ヒーマンやTFでは88年までの間に既に電動ギミック付きの製品が展開されてるわけですし、当時からしてもそんなに珍しいことだったのだろうか?という疑問が。
ただ、パワーユニットというコンパクトなサイズで電動走行ギミック&発光を組み込んだのは当時としては新しい試みだったのかもしれないですね。


・互換性があり、"ビークル同士を組み合わせてより大きいビークルを作れる"という文面
パワーマスターズシリーズのビークルには互換性があるので、パワーユニットの交換、別ビークルを積載したりといったことは可能ですが、"組み合わせて大きいビークルを作れる"というのは初耳。
もしかしてエンフォーサーとM.A.R.S.ユニットを電車みたいに繋げられるのか、それとも試作段階で存在した1つのビークルにパワーユニットを複数個取り付けて走らせる事を指しているのか・・・?


・16ページのフルカラーアクションコミック
結局ラッキー・クーパー&デュークのコミックとダックスのコミックしか発見できてません。各キャラ固有のコミックを付属させるというのは叶わなかったようですね・・・w


・パワーマスターズがアクショントイカテゴリの筆頭になるとライオネルは自負していた
これも前述の通り多少誇張は入ってるんでしょうけど、こうしてパワーマスターズが死んだ今となっては悲しい話。
しかしながら、2.5インチのアクションフィギュアというのは当時からしてもかなり珍しい部類でした。出てもせいぜいアクション重視ではないほぼ動かないミニフィギュアだったりしたわけですし。
最近でこそあちこちから2.5インチフィギュアが出てますがこれに関してはある意味先駆けかもしれないですね。


・パワーマスターズの設定背景にあるのはエネルギー問題
意外にもこういうのをストーリーのベースとしたかったのか・・・確かにダックス付属のコミックではダムを破壊する描写とかありますし・・・・と思いましたが、初代TFも似たようなことしてましたね。
G.I.ジョーのアニメでは教育的側面をもたせるショートアニメ"PSA"を各話に入れてたりしましたし、パワーマスターズも似たようなことをしようとしてたのかもしれないですね。


・アニメシリーズは1988年4月から放送の予定?だった
前回の特集記事でアニメ版パワーマスターズのOP動画を掲載しましたが、ちゃんとシリーズとして放映していく予定はあったんですね。
ロボフォースのアニメのようにDVD収録されてたり誰かが録画して記録をとってたりする話は一切聞かないので、今となってはこのアニメが本当に1988年4月から放映されたのかどうかは謎のまま・・・





うーん、謎が解けてるのか解けてないのかよくわかりませんが、少なくともパワーマスターズについて色々なことがわかってきましたね。










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フォトキャプション:
"パワーマスターズ"と彼らの"フュージョノイド"は互いにパートナーだ。
それぞれのパワーマスターズが個別でポージングできるアクションフィギュアになっています。
フュージョノイドはパワーマスターズの基本となるパワーユニットです。
彼らはモータライズアクションと単独での行動が可能です。それに加えアクションモジュールとして他の車両と組み合わせて動かすこともできます。
全ての武器とアクセサリーはパワーマスターズラインの他の全ての製品と互換性があり、交換可能です。

(宣材写真の付属資料より意訳)


前述の問屋向け配布資料と共にこんな写真も入っていました。おそらくパワーマスターズの宣材写真でしょう。
(個人の肖像権に配慮して写真の人物の顔の部分は反射で隠してあります)


ライオネルが想定したパワーマスターズの未来・・・本来はこうやって子供に愛される人気シリーズになる予定だったんだなあ・・・;;









さて、長くなりましたが以上パワーマスターズの特集第2弾でした。

あまり掘り下げてなかった前回では「謎の未発売トイ!企画がポシャってアバーッ!!」なんてネタ性強く記事書いてましたが、今回の特集でパワーマスターズの力の入れ具合と魅力的なトイシリーズを見ていくと、なんだかパワーマスターズ企画が滑ったのが悲しくなってきました・・・;

しかしこうしてその詳細を掘り下げることによって、パワーマスターズシリーズの供養にもなるでしょう・・・やっぱしマイナートイは歴史に埋もれさせちゃいかんのですよ。何かしらの形で存在があったことを未来へ受け継がせていかせないと。

にしても2017年最後にうちらしくこんなトンデモ記事を投下できたことに嬉しく思います。
皆様来年もどうぞスタンド製作所をよろしくお願い致します。


おわり
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201712302104
<<POWERMASTERS ERG INVADER TURBO CHOPPER - パワーマスターズ ERGインベーダー ターボチョッパー | スタンド製作所 | IDEAL ROBO FORCE VULGAR - ロボフォース ヴァルガー>>
この記事のコメント
 
お疲れ様でした。
201801012134
1年間楽しませて頂き、ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

私もけっこう買っちゃいましたよー。
特に年末。29日にアシッドレインが到着。年末、年始と眺めてニヤニヤしてます。あとはサイトにあった青いローレルを待つだけです。

本年も「らしい」レビューを期待しております。
ちなみに当初はGIジョー目当てで見てました。
2018-01-01 Mon | URL | ちろすけ #-[ 内容変更]

 
コメントありがとうございます
201801062103
>ちろすけさん

こちらこそ今年もよろしくお願い致します。

B2FIVEのアシッドレイン、個人的には2017年度の新作の中では1~2を争う出来の良さですごい良かったですよね~
今後のラインナップも充実してくれることを祈るばかりです。

G.I.ジョー、自分でもすっかり忘れてましたが最近レビューしてないですねー・・・;
ネタはたっぷりあるので、今年はちょくちょくG.I.ジョー含め3.75インチ系もレビューしていきますね
2018-01-06 Sat | URL | カメオ #-[ 内容変更]

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