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marchon.inc The BADDEST B.A.D. 4WD motorized battle assault destroyer - B.A.D. 4WD バトルアサルトデストロイヤー
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B.A.D.

アベンジャーズインフィニティ・ウォーを迎える前に見てなかったマーベル作品を色々見てたんですが、作品数が多くなるに連れて本編中に出てくるマーベルネタもややマニアック気味になってきましたね・・・w
しかしマーベル映画見る度に思うんですが、アイアンマン2の時のように3.75インチフィギュアがわんさかリリースされることなく映画が終わっていってる事が残念で残念で・・・実際ML3.75シリーズも展開止まってますもんね。
アベンジャーズの時はかろうじて2.5インチフィギュアみたいなのは出てましたが、そうじゃないんだ・・・よく動く3.75インチフィギュアで映画シリーズがほしいのよ・・・

なんて前置きはさておき、おまたせしました。本日は超マイナートイをレビューでござい。

というわけで、今回のレビューはmarchon製のB.A.D. 4WD!!!

・・・なるほど、B.A.D.もわからないが、まずmarchonすらわからないと。ご説明しましょう!!

marchon.incは80~90年代にかけて国際的にトイをリリースしていた玩具メーカーです。

このmarchonという会社、玩具メーカーであるにもかかわらずアメトイマニアとしてはあまり聞き慣れないメーカー名かと思います。それもそのはず、marchonはマテルやgaloobのように有名所になることなくひっそりと消えていったある意味幻の玩具メーカーでして。
marchon製の有名な製品といえば、過去には"Crocodile Mile water slides"という家庭用ウォータースライダーや"Grand Champions collectible horses"という馬のアクションフィギュアをリリースしていましたが、どちらも日本では全く名前を聞かないですね~

そんなmarchonは上記2つの他にも色々と独自に玩具をリリースしてはいたのですが、その内容は主にトランスフォーマーのパクリマイリトルポニーのパクリ、更にはゴールドライタンのパクリという具合に絶妙に他所の製品に寄せたようなトイを多く販売していました。
そんな人気者に寄せていくスタイルの影響なのか、最終的にmarchonは買収され、さらに買収先が倒産し、おもちゃ関連の事業は他所に売られてしまうという悲しい結末を迎えてしまいました。

ちなみにmarchonはアジア圏からのおもちゃ製品の調達経験が豊富だったそうなので、おそらく上記のパクリ系トイはアジア圏のメーカーから調達してきたものだったんじゃないかなーと個人的に考えてます。










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そんなイマイチ主力商品が振るわないmarchonがパクリに頼らずに生み出していた製品のうちの1つがこのB.A.D. 4WDです。

B.A.D. 4WDはmarchonのオリジナルのトイでありながら、何かのシリーズのうちの1つでもなんでもなく、これ単体で完結している玩具なわけで。
ただでさえ他所の玩具メーカーに比べて劣勢なのに、一体なんでこんなオリジナルの一発屋トイをmarchonは出したのか?と思われるかもしれませんが、実はmarchonには秘策があったのです・・・!










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このビークルは、トンカ社のゴーボッツ、ハズブロ社のトランスフォーマー、マテル社のシークレットウォーズ、ケナー社のスーパーパワーズ、G.I.ジョー、スターウォーズ、ボルトロンといった4.5インチのフィギュアが搭乗可能です。

(B.A.D.パッケージより意訳)


「うちのブランド単体じゃ売れないのなら他所メーカーの玩具と絡ませて遊べるようにすれば売れるじゃん!

という天才的な発想で作られたのがこのB.A.D.なのです!うーん・・・さすがmarchon、完全に他社に勝つことを捨ててどこまでも他所のメーカーの人気作品のおこぼれにあやかろうとする精神

このような別シリーズと絡めて遊ばせることを主体にした玩具というのは70年代からありまして、うちでレビューしたもので言うのであればレムコのロボットディフェンダーズ/レネゲイズなんかもその類になりますね。
ただしロボットディフェンダーズ/レネゲイズはちゃんと自社製品シリーズ内で絡めて遊ぶ事だけ推奨してたけどな!w


余談ですがB.A.D.のこの注意書きの横には「B.A.D.はPLAYSKOOL社のBIGFOOT(※大型モンスタートラックトイ)より大きいです」と、なぜかPLAYSKOOLに対してはマウントを取るような姿勢を見せてるmarchon
何がしたいんだ・・・

だがこのコバンザメのようなmarchonの貪欲さが最高な逸品を生み出したわけなんですよ・・・!










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話をB.A.D.本体に戻しましょう。

前述の通りB.A.D.は他所メーカーの4.5インチスケールフィギュア互換の大型ビークルトイでして、「世界観とか無視してお家にあるフィギュアとB.A.D.をクロスオーバーさせて遊ばせちゃおうぜ」的な発想の玩具なわけです。

ちなみに名前のB.A.D.は略称で、正式には"BATTLE ASSAULT DESTROYER(バトルアサルトデストロイヤー)"。そして製品名には"THE BADDEST"の副題付き。もうおわかりかと思いますが、このB.A.D.、marchon公式に悪役側のビークルなのです。
正義側キャラのトイを多く保有するキッズ達なら「このよくわかんないキャラ悪そうだし敵にして遊ぼう!」というパターンが多い、とmarchonが推測してあえての悪側でのリリースなんでしょうね。結構うまい判断だと思います。

しかし冷静に考えてみると「いやいやこんなビークル、スターウォーズとかには世界観絶対合わねーじゃん。バカなの?」と少し思いますが、現実的には公式の大型ビークルが買えない家庭や、公式の敵キャラを持ってない子供達にとっては安価かつ手軽に用意できる敵役として重宝したかもしれないですね。










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先程のパッケージ画像の時点では貴重な未開封コンディションだったんですが、気になるので開封します!

ということで中身はこんな感じ。

B.A.D. 4WDはその名の通り4輪駆動車でして。変形したり基地になったりするわけでもない、完全なビークルトイです。










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一見装甲車っぽく見えるものの、横から見るとまるでモンスタートラックかチョロQのような寸詰まり形状、そして前から見るとなんとも悪そうなデザイン。悪役らしさがプンプン出てますなあ。
完全オリジナルながらもこうして一発で悪役だと判断できるほどのデザインを作れるmarchonはすごいですね~










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各部を見ていきましょう。
安価かつマイナーなメーカーでありながらも85年当時のハズブロやマテルに引けを取らないこの造形!なかなか高レベルなんじゃないでしょうか?
4WDのメインであるタイヤ部分は軟質パーツ製なので、見た目も質感もかなりリアルになってます。個人的にはタイヤの刻印やスパイクが細かく再現されているところが注目ポイントですね。










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コックピットキャノピーは開閉可能です。んで開けてみたら誰か乗ってる・・・










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厚紙製のこのキャラクター、単純にコックピットにフィギュアが乗れることを示すための飾りであり付属品とかでは無いと思いますが、なかなか味があるキャラですな。捨てずにとっておこうと思います。
ちなみにパッケージイラストでは別のmarchonオリジナルデザインのロボットが乗っていますが、そっちは別売りのRC系玩具に付属しているので、パッケージイラストの組み合わせを再現するには別売りの商品も買う必要があるという・・・;










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コックピットはこんな感じ。シールがチープな感じですが、まあ85年当時の品だしね、しょうがないよね・・・










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コックピットの前部にはレーザーガンが取り付けられています。レーザーガンは基部がボールジョイントになっているので、上下左右に可動させることが可能。










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また、B.A.D.の車体両サイドには4連レーザー砲が搭載されており、指で押すと少し角度を変えることが可能。
ただし本当にちょっとしか角度が変わらないのでぶっちゃけ無可動と大差無いです・・・w










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と、まあビークルなのでポージングも何もありませんが、意外と見てるだけでも楽しいんですよねー。
こいつをビークルトイとして見てもいいですし、ビークル型のロボとして見てもいいかもですな。










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ところで、B.A.D.の車体後部にはこんなレバーと注意書きが・・・

注意書きには「クラッチを押し込むと自由回転に、クラッチを引くと4輪駆動モードになります」と書かれています。

実はこのB.A.D.、クラッチレバーの操作によってタイヤの動きを変えることが可能なのです。
そのままの状態でクラッチを押し込むとタイヤが自由に回転して転がし走行可能な状態になり、クラッチを引いて4輪駆動モードにするとタイヤにロックがかかり、勝手にタイヤが回らなくなるのです。

このギミックすごく便利なので撮影に重宝しましたよ。こういう転がし走行系って大抵少し傾いてる地面に置くと動いちゃうからなあ・・・w










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さて、B.A.D.はまだ終わりではないですよ!

商品名にMOTORIZEDとあるように、このB.A.D.には電動走行ギミックが内蔵されているのです。
まずはこの後部パネルを外して中の電池ボックスに電池を入れてですねえ・・・










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って・・・・うん?電池ボックスに何か入ってるぞ。










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開いてみたら説明書でした。なんでそんなところに入ってるのよ・・・
言っておきますがネタにしようと思って私が仕込んだのではなく、最初から電池ボックスに説明書が入ってたんですよ!マジで!










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気を取り直して再び。B.A.D.は単3電池4本で駆動します。
ここに電池を入れまして・・・










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車体後部のスイッチを入れればB.A.D.が走り出すというわけです。
ちなみにスイッチはOFF状態の他に前進と後退の2つを選択できます。

では早速走らせてみましょうぜ!










marchon B.A.D. motorized gimmick

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電源をいれるとこんな感じ。
ヘッドライトが点灯しながらタイヤが回転します。

動画だとわりとゆっくりに見えますが、実際はかなりのスピードでタイヤが回転してます。多分ミニ四駆より少し遅いくらいの速度なんじゃないかなー・・・
タイヤのグリップ力もあるし文字通り4輪駆動なのでおそらく室外のような悪路でもガンガン進めるんじゃないかと思いますよ。

そしてモーター音がすげえうるさい。マジでうるさい。やはりTHE BADDESTの名は伊達ではないですな・・・


ちなみにこのギミック、前述のクラッチを四輪駆動状態にしてないとタイヤが動かないので注意。
しかしこれを活かせばタイヤは回ってないけどバカでかいモーター音だけを鳴らすことができるので、使いようによっては色々遊べますね。










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さて、ここでmarchonの言う通り他のトイと絡めて遊んでみましょう。まずはサイズ比較。

B.A.D.わりと小さいように見えますがリーダークラスのTFよりも一回り大きいくらいのボリュームなんですよねー










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そしてなんとコックピットにはレジェンドクラスのバイパーが乗れる!!
「TFと絡めて遊べるって、いやコックピットに乗るわけ無いやん」と斜に構えてましたが、予想外にも綺麗に乗れました・・w
さすがに高さがあるのでキャノピーは完全に閉まらないですが、こんなに綺麗に乗れるとは;










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実寸4インチである3.75インチ系フィギュアのG.I.ジョーでコックピット乗り込みを試してみるとこんな感じ。
座席があるわけでもないので少し乗せづらいですが、やや屈んだ状態にすれば搭乗してキャノピーを閉めるとこまで出来ます。

うーむ、コブラ側兵器として似合ってるぞB.A.D.、違和感無い。










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インフィニティ・ウォーも近いのでマーベル系フィギュアでも試してみましょう。こちらもG.I.ジョーと同じく少し屈ませればキャノピーを閉める状態まで乗せることが可能です。

あーでもこういう組み合わせ、いかにも原作コミックでありそうな展開でいいかも。ヴィランの発明した謎メカ対ヒーローという構図、映えません???










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というわけでB.A.D.のレビューでした。

いかにもチープなビークルトイといった印象でしたが、開けてみたらまさにTHE BADDEST!!
厳つい見た目に重量感、無駄にハイクオリティなディティールに加え、電動ギミックやクラッチギミックといった細かい部分までしっかり作り込まれているというなんともステキなトイでした。
こうなるとあのバカでかいモーター音も狙って入れたもんなんじゃないかと思っちゃいますわ・・・

あくまで他のトイの引き立て役となる存在ではありますが、それ単体でも十分なほど個性的なトイですし、なにより悪役としてキャラがしっかり立ってるのが良いですね。
個人的にはめちゃくちゃ気に入りました。

B.A.D.・・・次作のトイストーリーとか出てくれねえかなあ・・・w




おわり
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