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[玩具大研究]マニアックトイ紀行 #15 tehnolog ASTROID - テフノログ アストロイド
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最近やってなかったのでそろそろやっておかねばならない!と思いつつネタがこれといって無かったので迷ってたマニアックトイ紀行ですが、本日久々に更新ですよ。
話のネタにとツイッターにて少し写真を上げたら予想以上に大反響だったコイツらを今日はご紹介です!


去年の夏あたりにやって以来すっかりご無沙汰だったマニアックトイ紀行企画ですが、2019年になって再び戻ってきましたよ!

改めて説明しよう!マニアックトイ紀行とは!世の中に存在するありとあらゆる超マイナーだけど奥がふかーいトイを特集していく不定期連載企画なのだ!

#14 Larami SUPER SOAKERMAN - ララミ スーパーソーカーマン
#13 KNOCKOFF Z-BOTS - KO品 パチもん Z-BOTS
番外編 POWERMASTERS ERG INVADER TURBO CHOPPER - パワーマスターズ ERGインベーダー ターボチョッパー
#12 LIONEL POWER MASTERS - ライオネル パワーマスターズ(part2)
#11 LIONEL POWER MASTERS - ライオネル パワーマスターズ(part1)
#10 KINDER SURPRISE ROBOT - 続・謎のヴィレヴァンロボ
#9 CHUPA CHUPS + SURPRISE Dr.X-RAY -チュッパサプライズ ドクターXの実験室-
#8 POWER LORDS -- パワーローズ
#7 フエラムネのおまけ
#6 ニンテンドーパワー ゼルダの伝説 時のオカリナ リンク&エポナ-
#5 DROID FACTORY -ドロイドファクトリー-
#4 seton -動物番長-
#3 The Avenging Narwhal -イッカクの復讐-
#2 ブタ肉マン対バイキンマン バイキンマンシリーズ
#1 謎のヴィレヴァンロボット

過去の特集記事はこちら↑




さて、今回の研究議題ですが・・・

実は最近ずーっと気にかかってることが1つだけありまして。今までアメトイから始まりヨーロッパのEUトイ、最近人気になりつつある中国系の中華トイと世界各国のおもちゃを見てきましたが、ここだけ自国産おもちゃを知らないなあって国があって・・・

それがロシアなんですよね。ロシア製玩具ってマトリョーシカのような民族伝統の玩具とか郷土玩具みたいなのは思い当たるんですが、アクションフィギュアとかコレクタブルフィギュアとかいわゆるアメトイ的な位置づけの現代のロシア製トイって全く思い当たらないんですよね。
他国のトイがロシア版として輸入されてロシア国内で流通しているのは見かけるんですけどね。現にレゴブロックとかはロシアの子供たちも遊んでますし。

単純に私が知らないだけで世の中にはロシア製トイが数多く出てるのだろうと色々ネットで探してはみたものの、やはり低年齢向け玩具みたいなのは出てくるんですがアメトイテイストなものとかアクションフィギュアとかはさっぱり出てこない。
まさかロシアではそういうの無いんだろうか?いやそれとも情報統制で世界に漏れないようになっているのでは・・!?


などと考えている時に、ついに見つけましたよ・・・ロシア製のトイ!!










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じゃーん!御覧ください・・・これが!日本では全く馴染みのない純ロシア製の現代トイ。アメトイやEUトイならぬ新ジャンル"ロシアトイ"ですよ!

実はコレ、少し前にたまたま米amazonに流れているのを発見して購入したわけです。
詳細はさっぱりわからないんですが、米amazonの商品説明文を読む限りだと「無彩色のロボットフィギュアが入っている」んだとか。パッケージからもそれっぽい絵面しかわからず、それ以上は不明。

あとそもそもパッケージの文章がロシア語で書いてあるから余計わからないんですよね。










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パッケージには「СДЕЛАНО B РОССИИ」の文字、英訳すると「made in Russia」。
ほらね、ロシア製に間違いないでしょ?しかしおもちゃのパッケージでまで自国産であることをしっかりアピールしていくとは・・・










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んで気になるメーカーなんですが、どうも"Tehnolog(テフノログ)"というところらしいです。ご丁寧にアドレスが書いてあるのでアクセスしてみたんですが、セキュリティソフトが反応してマルウェアの可能性があるサイトとしてブロックされました。えー・・・メーカーサイトなのにどういうこと?w
多分害は無いかと思いますがもしアクセスされる場合は自己責任でどうぞ。

代わりにgoogle経由で調べてみたところ、どうもこのテフノログはTRPGで使われるミニチュアフィギュアやアーミーメン系のような安価かつ簡素なミニフィギュアを主に製作しているメーカーだそうで。

なるほどな・・・アーミーメン系の派生として無彩色のロボットフィギュアを出したってわけなんですね。それなら納得です。










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んで気になる商品名ですが、英訳すると「ASTROID - FUTURE GLADIATORS」。
アストロイド・・・どっかで聞いた名前に似てるな・・・

その他にはパッケージに「MINI CONSTRUCTOR - ROBOTS FIGURE(ミニコンストラクターロボットフィギュア)」だとか「one team robot in capsule!」だとか書いてあります。うーん・・・カプセルに入った組み立て式フィギュアってことだろうか?
隅っこには10種類とロシア語で書かれており、全10種類のラインナップであるのが読み取れます。

では早速開けてみましょう~










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先程までのは実はボックス売り用の外箱で、中身はこんな感じのカプセルが上下8個ずつの計16個入ってます。日本のコレクタブルフィギュアや食玩なんかと同じような売り方ですね。実際に店頭で販売される場合はカプセル1個単位の販売になるんでしょうねー










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余談ですがこれ、米amazonで1BOX 18.95ドルで購入しました。日本円で換算すると現在のレートで約2000円です。
1BOXにカプセル16個入りなので、1個あたりの値段はおよそ125円

バリ安です。自販機で買う缶ジュース1本とほぼ変わらない値段か・・・w
おもちゃ興味ない人にとってはこれ1個で125円は高いかもしれませんが、食玩が300円越えてるのがデフォな現代の日本では125円の玩具なんて破格の値段ですよ。










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とりあえずカプセル1個取り出してみました。見ての通りプラスチック製のカプセルにプラスチックフィルムがシュリンク包装してあって、フィルムをカットしないと開かない仕様になってます。

分かる人はもう気づいてるかもしれないですが、このカプセル・・・昔のキンダーサプライズのカプセルにすげーそっくりなんですよね。大きさといい形といい。まさかケースの金型を流用しているのでは?w

このカプセルの中にロボットのフィギュアが1個入ってるらしいんですが、よく見るとフィルムの表面にロボットのイラストが入っているので「もしかして"表面に描かれてるロボットが中に入ってます"って意味なんじゃね?」と思ったんですが、側面には別のロボットの全身像が載ってるし中身と関連があるのか無いのかさっぱりよくわからない・・・










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16個のうちフィルムに描かれているロボットのパターンは発見できただけで6種類。まさか16個買って10個ダブるなんてことはないだろうし・・・やはりフィルムの絵柄=中身のロボではないか・・・










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ちなみに3.75インチフィギュアとカプセルを比較するとこれくらい。
カプセル1個のサイズは約4センチなので体感だとかなり小さく感じます。










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じゃあ早速カプセルを開けてみますか・・・ドキドキ










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シュリンク包装を剥いて~・・ってこの状態で見ると尚更キンダーサプライズっぽい。










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パカっと開封!おぉおお!?なんだこのなつかしの食玩ミニフィギュア的なやつは・・・
それにカプセルも中身のバラッとした感じもすごくキンダーサプライズっぽいぞw

色々気になりますがまず付属のミニブックから見てみましょう










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ミニブックにはキャラ名とか何も表記されずにひたすらキャラクターが一覧で載ってます。

ん?ちょっとまって?・・・・これ20種類無いか・・・?

それにカラーもよく見るとパッケージと違ってメタリックカラーになってる。なんだこれは・・・何が正しいんだ!?










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フィギュアの話に戻りましょう。組み立て式とはいえたったの3パーツ構成なので、開封時にバラけていた左右の腕パーツをボディに差し込んで完成!
これがアストロイドのメインとなるミニフィギュアです。

うわー・・・なんだろうなこのどっかで見た気がするデザインは。しかも和製ロボのようなリアルロボットテイストのデザイン。「いやいや、言うてもどっかのアニメかなにかのをパクって立体化してるんじゃない?」と思ったんですが、どうも該当するものが見つからず、やはり純ロシア製の完全オリジナルロボットフィギュアシリーズで間違いないようです。

ツイッターで色々話していたところ「パトレイバーを元にパクってるんじゃないですか?」とか「モビルスーツ似じゃないですか?」とも言われましたが、確かに部分的に近い箇所もありますがおそらくは違うと思います。モチーフにはしてるかもしれませんが。
っていうか「海外製オリジナルロボだから元ネタありきだ!」と嗅ぎ回るのも失礼かもしれないですな。

・・・と言いつつよく見ると部分的に日本で見慣れたロボットのパーツっぽいし、そもそもロシア人からも「日本のアニメのロボっぽい」と言われているらしく、やっぱりロボットのメジャー所からネタを引っ張ってきてるみたいね・・・w


ロシアといったらもっとこう無骨でアグレッシブなロボットとかよく作ってるイメージ(すげえ偏見)がありますが、あっちからしても普通にリアルロボット系デザインの方がカッコいいし需要あるのかもしれませんね。

ミニフィギュア本体を触ってみた感じ、素材は昔の食玩やフエラムネのおまけのようなポリ系素材っぽい感じ。まさに昔の食玩ミニフィギュアっぽいテイストです。ロッテのジョイントロボとかそのあたりの存在に近いのかなあ?
昔の食玩系のような安価な素材を使っているのには間違いないですが、決してパチもんトイのようなチープな質感はありません。










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アップで見るとわかるんですが、ディティールがすげえ細かいの!

ボディのスリットの内部のメッシュ状の部分とか関節のカバーっぽい部分とかまで細かく造形されてます。
ハラショー・・・やるじゃないかアストロイド!
腕の内側の造形とかもはや誰が見るんだよって所まで作り込んであるのは凄いですね。製造国関係なしにこれだけ細かく作り込まれてて、なおかつ製品にしっかり反映できているのはすごい。

現代のトイなのでおそらく3Dモデルで原型をおこして量産しているためこれだけ細かくできているんでしょうけど、品質に左右されて歪んだり造形が埋もれたりせずにしっかり出力されているのは素晴らしいですね。
若干バリは残ってたりしますが、まあそれは見なかったことに・・・w










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全3パーツなので可動はお察し。肩しか可動できません。まあそもそもが安価なトイの部類なのでこれはしょうがないですね。

ところで撮影してて気づいたんですが、これ肉抜き穴とか無いんですよね。それに成形時の腕の分割線にあわせて肩や腕のディティールが入っているので分割線が目立ちにくい仕様になってます。す・・・すごいぞアストロイド!たった125円のトイにそこまでクオリティを追求するとは!










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ジョイントは共通規格なので後述する他のロボットとパーツの差し替えが可能。君だけのオリジナルアストロイドを作り出せ!
しかし組み替えるとホントに食玩ミニフィギュアっぽい・・・パーツ差し替えで混色で飾ってもカッコいいなあ。










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似たような小さいトイと比較してみましょう。
アストロイドは高さが約3.5センチで、タイタンマスターよりほんの少し大きいくらいのサイズ。
これでも十分小さいんですが、近年はダイアクロンとかありますし比べるとそこまで極小ってほどでもないようなそうでもあるような・・・
近年は小型のトイが様々なメーカーから出てるおかげで、もうサイズの感覚麻痺してきてどの程度が大きいのか小さいのかわかんないんですよね最近;










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にしても約125円でこのクオリティのミニフィギュアとは・・・アストロイド侮れませんな。300円くらいで売っても良いと思うぞ!










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さぁて!本編はまだまだここからですよ。残りの15個を開けて見ていきましょうか!
というわけで開封して出てきた他のバリエーションを一気にご紹介していきますよ!










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16個開けた結果、キャラの造形バリエーションは8種類確認できました。
あと12種類存在するのかそれともパッケージの宣言どおり残りは2種しか存在しないのか・・・?これは追加で買ってもわからないですね;










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そして残りはカラバリでした。そして不思議なことにパッケージやミニブックのカラバリ表記と全然ちげーの。どうなってんのこれw
最後のやつなんかカラバリで3種類も揃ってしまいました。どうなってるんだ一体・・・w










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そして一番最初に開封したコイツのみ全く同じ造形で同じカラーのがダブってしまいました。このシリーズはもしかして完全ランダムな封入なんだろうか?










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今回出てきたキャラをまとめるとこんな感じ。右下側の2種類だけはカラバリもダブりも出なかったんですよ。不思議~・・・

ついでに情報もまとめましょうか。

キャラクター:8種類確認(ミニブックでは20種類記載、パッケージでは10種類と表記)
カラー:8カラー確認(総種類数不明、通常カラーとメタリックカラーあり)
封入:1BOX16個入り、中身はランダム
パッケージシュリンクバリエーション:6種類?もっとあるかも


キャラクターについては10種orミニブックどおり20種のいずれかなんでしょうけど、問題はカラーですよね。カラバリを見る限りもしかして各キャラごとに全カラーパターンが存在するという可能性がありますね・・・
カラー総数はパッケージ見る限り通常カラー8種類?+メタリックカラー8種類の計16種類になるんじゃないかと考察してます。
これを仮に10キャラに当てはめると、全パターンで160種類、20キャラだった場合320種類!?さすがにそんなことはないでしょうけど、絶対ありえ無いとも言えないしなあ;

膨大なカラーパターン・・・これはもしやあのヴィレヴァンロボと同じ流れなのでは!?w










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大量に並べると壮観ですね。無彩色ではありますが造形がしっかりしてるし、それにこの無彩色具合が逆に趣があって良い・・・


さて・・・ここまで来ると知りたいのがアストロイドの正体
マイナートイの研究が本業な私なのでアストロイドについて今回も詳しい調査をしてきましたよ!!

アストロイドは前述したようにメーカーがミニチュアのプラスチックフィギュアを色々とリリースしている会社なので、はっきり言ってアストロイドも単純にその一環なんだろうとだけ思ってましたが、詳細を調査してみると色々面白い情報が出てきましたよ。




ロシアのigromaniaというサイトにてウォーゲーム(シミュレーションボードゲーム)が紹介されていたのですが、なんと驚くべきことにその中にASTROIDの文字が!

情報元リンク→https://www.igromania.ru/article/3771/Vne_kompyutera.html

これを読む限り、どうもアストロイドはロシア国内でウォーゲームとして流通しているらしく、リンク先にはウォーゲーム版アストロイドのパッケージや本体の写真が!(写真では彩色してありますが実物はやっぱり無塗装らしい)
それに加えて写真にはアストロイド本体用台座やカードが写っています。


更に調査を進めると、ウォーゲーム版アストロイド用の様々なカード、マップなどの存在も判明し、アストロイドはそもそもウォーゲーム用のコマだったという事が明らかになりました。
なるほどなあ、最近のTRPGのウォーハンマーなんかもそうですが、あの手のジャンルのミニチュアってすごく精巧で出来が良いんですよ。それならアストロイドがクオリティ高いのも納得ですな。



と、アストロイドの正体はわかったものの、ここで1つまた新たな謎が。













ロシアの動画レビュアーであるWERWETさんという方がアストロイドのレビューを投稿していたので確認してみたんですが、よく見るとなんとパッケージ仕様が違う!カプセルじゃなくてビニールのブラインドバッグ仕様になってるんですよ。
それに加えて中身はランナー付き状態のアストロイドが!さらに各キャラクター名称とスペック付きのミニブックまで入ってる!

あとついでに言うとパッケージの種類表記が「20種類」になってる!やっぱ20種類じゃねえかよ!

しかしこれで1つ疑問が解けました。動画を見るとわかるんですが、ブラインドバッグ版は全20種類ではあるものの1パックに2種ずつ(組み合わせ固定)封入されているようで。
となると、パックとしての実質的な種類数は10種類になるわけです。おそらくカプセル版ではこれを混同して表面に10種類と記載したのだと思われます










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しかしブラインドバッグとか種類とかよりもっと気になったのは、動画に出てきたブラインドバッグ版アストロイドは各キャラにバックパックが付いていること。私が買った方のカプセル版アストロイドにはバックパックは簡易に造形はされているもののついてないんですよ。
かといって背中に穴が空いてるわけでもなく、バックパックが取り付けられていたであろう部分は成形時の押し出し用のピン跡(?)っぽい怪しいものしか付いておらず。
そもそもバックパックの付いてない型にあたったのかな?と思ったんですが手元にあった型と動画に出てくる型が同じなので、やはりカプセル版ではバックパックがオミットされたと見て間違いないのかと。

そして1つ前に戻ってウォーゲーム版アストロイドを見てみると、そちらもやはり別パーツのバックパックが付いてるように見えるんですよね。うむむむ・・・?










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さらに気づいた点がジョイント。動画内では組み立てたアストロイドの腕が緩くポロッと落ちてしまうシーンが映っているのですが、そのシーンをよく見るとジョイントは普通の円筒形をしています。

対してカプセル版のアストロイドではレビューの途中で触れることが無かったですが、実は円筒形のジョイントに滑り止めの突起が3箇所付けられている仕様になっているんです。
バックパックの件と絡めて考えると、カプセル版では明らかに金型ごと仕様が変更されているんですよね








再度情報をまとめてみましょう。

・カプセル版アストロイドとは別で、ウォーゲーム版アストロイドが存在した

・ウォーゲーム版アストロイドのコマを流用して作られたのがカプセル版アストロイドであると思われる

・ウォーゲーム版、カプセル版とも別のブラインドバッグ版アストロイドが存在する。こちらもカプセル版同様にフィギュア単体(+ステータスミニブック付き)で売っている物

・ブラインドパック版はランナー未切り出し状態(おそらくウォーゲーム版も同じ?)

・ウォーゲーム版、ブラインドパック版にはバックパックが存在するがカプセル版には付属しない

・カプセル版では腕のジョイント穴が改修されて外れにくくなっている




以上のような感じでしょうか。



ここからは私の考察なのですが・・・


カプセル版アストロイドはウォーゲーム版アストロイドを流用しつつ仕様を変更した廉価版なのではないかと考えています

というのも、ウォーゲーム版アストロイドはigromaniaのサイトに書かれていましたが「ウォーゲームとしてはルールがわかりやすく、低年齢向けである」という売りがありました。
それに加えてロボットデザインなので、メーカーとしてもおそらく低年齢層ウケを狙って作られた製品なのだと考えられます。
となるとやはりゲームのメインとなるロボットは人気になる。ゲームはしなくても単体でロボがほしいという人も出てくるわけです。

そこで、テフノログはゲーム要素を減らしてフィギュアのみのより簡素な形でブラインドパック版アストロイドをリリース。
これは名前とステータス表記が残っていることから、おそらくウォーゲーム版のブースターパックとしての要素を兼ねての販売を狙ったのだと思います

さらに売上が見込めると考えたのかより低年齢層向けを狙ったのかわかりませんが、ブラインドパック版からさらにパーツ数を減らし、ランナーからの切り出し不要で簡単に組める仕様に変更し、さらに問題だったジョイントまで改修して改めてカプセル版アストロイドをリリース。


元となったウォーゲーム版から明らかに意図的にオミットされたバックパック、改修されている金型消えたキャラ設定・・・この明確なコストカット、そして低年齢層向けでありメーカーとしては多売りを期待できる商品である事を考慮して考えると、カプセル版アストロイドはウォーゲーム版アストロイド(&ブラインドパック版)の廉価版であると読み取ったというわけなのです。



「いやいや、でもカプセル仕様にしたらコスト上がるんじゃない?」とも思ったんですが、これも1つ仮説が立てられまして。
前述したとおりカプセル版アストロイドのカプセルってキンダーサプライズのカプセルにそっくり・・・というか多分同じだと思うんです。
そして現行のキンダーサプライズシリーズでは、今現在はカプセルを廃止して別の卵型ケースを使ってリリースを続けています
テフノログがこのキンダーサプライズシリーズで使われなくなったカプセルの在庫、またはその金型を受け継いでいるとしたら・・・?ローコストでカプセル仕様に変わったのも辻褄が合いますよね。






あと途中で気づいたんですが、カプセル版アストロイドにはパッケージに堂々と「ロシア製」と書いてあるにもかかわらず、ウォーゲーム版、ブラインドパック版には書かれていないんですよ。
なぜわざわざロシア製と書いたのか考えた結果、これにも1つの説が浮上しまして・・・


カプセル版アストロイドは廉価版という側面に加えて昨今のミニフィギュアブームの流れに乗って世界で売るために仕様を変更して売り出そうとした品なのではないかと!


我ながらなかなかトンデモ説ですが一応根拠はあるんですよ・・・!
実際米アマゾンで買えるアストロイドシリーズってこのカプセル版だけなんです。ウォーゲーム版もブラインドパック版も米国内の一般流通ルートで販売しているのは確認できませんでした(ロシアから個人的に取り寄せたという人やebay売りは確認できましたが)。
それにこのカプセル版がリリースされたのって去年なんですよね。去年・・・2018年といえば私が去年考察記事をアップしたように2017年から続くブランドパック系トイが大流行した年・・・


つまり!廉価版というコストカット技を巧みに使ってロシア製トイという未知のトイジャンルを世界に知らしめようとして誕生したものこそがカプセル版アストロイドであるのではないだろうか!?


ハラショー!テフノログ!祖国ロシア製トイの素晴らしさを世界に見せつけてやろうとこんな凄まじいクオリティのミニフィギュアを生み出すとは。世界狙えますよ!










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ってわけで、アストロイドの正体は実は元ウォーゲームのコマであり、今回入手した品はおそらく廉価版なのであろうという研究結論が出ました。

ミニフィギュアの流行うんぬんの話は私の個人的な考察なので、半ば陰謀論的な話ですがまあ可能性が無くもないかなーと。
実際カプセル仕様の方ではバックパックやキャラを排除した半面遊びやすさとかはより改善されてますしね。

しかし元がウォーゲームであること関係なしに非常にクオリティの高いミニフィギュアでしたね。それに加えてポリ製の昔懐かしい食玩のおまけ的な質感・・・雪国ロシアで生まれ育った独自のトイに日本の玩具の懐かしさを垣間見るという蜃気楼のような不思議なミニフィギュアでした。

これチープトイとかヴィンテージトイ好きな人には絶対ウケると思いますよ。テフノログは日本での販売を考えたほうが良いと思う・・・!去年デアゴスティーニがヨーロッパから輸入した深海魚のEUトイを食玩にしてリリースしたように、アストロイドもガムかチョコかなにかを付けてお菓子コーナーで売ればバク売れ間違いなし!(偏見

アストロイド以外のロシア製トイについてはまだまだ調査中ですが今後も奇妙なものを発見できればレポートにまとめようかと。
というかどう調べてもホントにアストロイドみたいなウォーゲーム系のトイか幼児向けトイしか出てこなくて、自国の版権キャラ物トイとか見つからないんだけどマジで無いんだろうか?
それともロシア的には「マトリョーシカいるし十分だろ」みたいな感覚なのだろうか、不思議~


ということで、今回は以上!アストロイドのレビューでした!

おわり
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別窓 | マニアックトイ紀行 | コメント:2 | トラックバック:0
201901192101
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この記事のコメント
 
お疲れ様です
201901192126
おもちゃMMRって感じで、実に興味深いですねー。
私もジョイントロボを思い出しました。

ロシアトイってのも斬新ですね。
となるとあとはシタデルカラーでウェザリングを入れるしかないです。
国によっておもちゃが違うのは当たり前なんですけど、こういうのって調べると色んなこと(事情)がわかってくるんでしょうね。
2019-01-19 Sat | URL | ちろすけ #-[ 内容変更]

 
コメントありがとうございます
201901262207
>ちろすけさん

偶発的ではあるんでしょうけどテイスト的にジョイントロボっぽくなったのは面白いですよね。
懐かしい感じで非常に面白いトイでした。

ポリ素材なのでシタデルの塗装も食いつきやすいそうです。結構考えられてますよねー
ロシアなんかは特にソ連時代に情報が統制されてた影響で近年まで国内で生産された独自のゲーム他についても情報が出にくかったので、掘り下げるとまだまだ色々情報出てきそうですね。
2019-01-26 Sat | URL | カメオ #-[ 内容変更]

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