
最近VRoidStudioでアバターモデル作ったりし始めました。わりと真面目に活用を考えてるので、今後はVチューバーとか何らかの形で活用できればなあとか思ってます。
実際やるかどうかは気分次第ですけどね・・・!w
まあそれはさておき、期待していたフィギュアが届いたのでレビューするよー!
というわけで今回はSTORM COLLECTIBLES(ストームコレクティブルズ)から、残虐格闘ゲームでありCEROの年齢制限が設立された要因として有名な"MORTAL KOMBAT(モータルコンバット)"シリーズより"SMOKE(スモーク)"をご紹介です。
ストームコレクティブルズはアクションフィギュアやスケールフィギュアを主にリリースしているメーカーで、近年ではストリートファイターやモータルコンバットのアクションフィギュアを多数リリースしていることで有名。私は今まで全く手を出していないメーカーだったので今回初購入となりました。
ちなみにスモークはNYCC2019限定品。ついこの間発売されたばっかりですよ。
毎回言ってるような気がするんですが、今回もまた買ってみたらとんでもないクオリティだったと先に言っておきます・・・w
-中国の忍者組織"燐塊(リンクェイ)"に所属している煙を使う忍者であり、サブゼロ(弟)の親友かつ腹心。燐塊のサイバー化計画を知りサブゼロと共に逃げ出したがスモークだけは捕らえられてしまい、ロボットへと改造されてしまう。以後はLK-7T2としてサブゼロを暗殺するようプログラムされて行動することとなる-
モータルコンバットシリーズの中でも異色なサイボーグ(ロボット)忍者のうちの1人であるスモークなわけなんですが、なかなか過酷な境遇で生きてるキャラだったりするんですよね。
フィギュアとしてはモータルコンバット3のいわゆるクラシックスタイルでの立体化となりました。
では各所を見ていきましょうか。まず頭。モータルコンバット3でのスモークのデザインをかなり忠実に再現してます。下手にデザインを現代風にリメイクし過ぎてないのは好印象ですね。
塗装は成型色のブラックをベースにブルー・シルバーを基調として塗られているのみで。ウェザリング等は特になし。しかしながら細部までキッチリ塗られており塗装のはみ出しや塗り損じもないのでなかなか良いんじゃないでしょうか?
ギミックの都合上胸が開閉するんですが内部パネルもしっかり塗られてますし、手足もキレイに塗装されてます。下手にウェザリングで質感出すよりもこういうシンプルな仕上がりのほうが美しく見えますよね。
んで気になる可動なんですが、ものすごい可動します。正直写真だと伝わりきれてないですが、見た目以上にめちゃくちゃ可動域が広いんですよ。多分思いつくポーズの9割くらいは再現できるんじゃないかって感じ。
本体はPVC製なんですが関節部分ABS製でフィギュアーツのような構造になっており、肘・膝はダブルジョイントになっています。おかげで肘・膝は135°くらいまで内側に曲げる事が可能。
さらに肩は基部ジョイントが前後上下に可動するおかげで腕を組む仕草ができるほど広く可動します。
これ上半身のボディがかなり特殊な構造をしており、骨格となるジョイント部分の上に軟質パーツ成形の上半身ガワを着せて、更にその上に軟質のアーマーを着せているという仕組みになっています。
マーベルレジェンド等のような胴体の塊に直接関節が仕込んである構造ではないので幅広く可動ができるってわけですな。
ちなみに保持力も抜群。ゆるすぎる箇所や硬すぎる箇所もありません。
触った時の体感としてはマーベルレジェンドのようなアメトイアクションフィギュアというよりはフィギュアーツのような和製アクションフィギュアに近いような感覚です。
股関節は球体関節タイプですが肘・膝のように内部にABS製のジョイントが組み込まれているので保持力高め。前述の写真でも上げてましたが余裕で片足立ちできるくらいの保持力があります。
サイズはこんな感じ。一般的なアメトイスケールである6インチシリーズと比較するとかなりデカイんですよね。実寸約18センチ。7インチ弱くらいの大きさがあります。マーベルレジェンドだとビルドフィギュアやデスズヘッド2のような大柄なキャラに相当するサイズになります。
マクファーレンの7インチシリーズと比較するとちょうど同スケールくらい。もし他のキャラと合わせたいならマクファかネカとの相性が良いかもしれないですね。
ちなみにストームコレクティブルズのアクションフィギュアは公式で1/12サイズ表記らしいんですが、日本のfigma等の1/12スケールとは全くサイズが異るので注意。
服なんかも国によって縮尺が違いますが、フィギュアもこういうの大きく異なるんですねー・・・
では続いて付属品の紹介。まずハンドパーツ。デフォの握り手とあわせて計4パターンのハンドパーツが付属。
どれもゲーム中の動作を再現するためのハンドパーツではありますが、結構表情豊かなので組み合わせによって色々なポーズに使えますねー
続いてこのパーツ。ゲーム中で常時モクモクと体から煙が出てるスモーク専用の煙エフェクトパーツなんですが、どう使うかというと・・・
このように脇腹部分からボディとアーマーの隙間に差し込んで取り付けて完成。体から煙が出る様子を再現・・・なんですが、この1箇所のみしかエフェクトが付けられないのでわりとイマイチ・・・
せめて腕に付けられるエフェクトとかも別で付属してくれたらなあ。
あんまり煙っぽく見えないので何かの気を纏っているようにも見える。
しかしながら後ろ側までしっかりエフェクトが伸びているので、全方向どこから見てもしっかりエフェクトが見えているのは良い感じかもですね。
ちなみにこのエフェクトパーツを付けていると腋が閉まらないので肩周りの可動域が若干狭まります。
続いての付属品はボム。スモークのフェイタリティ技"ハルマゲドン"で使うアイテムなのですが、ゲーム中では胸部から大量のボムを放出し相手を地球ごと爆破するというとんでもない技として使用します。なんだそりゃ・・・w
付属品としてはこれといって使いみちがなく、ただ転がしておくくらいしかできないのが悲しいところ。
続いては技"スピア"で使用するロープ付きトライデントパーツ。これも劇中同様の使いみちがありまして。
胸のパネルを開いた中央の穴に差し込むことで、ゲーム中の技同様に前方にトライデントを飛ばすシーンを再現できるってわけです。
トライデントのロープ部分は硬質パーツではあるんですが多少弾性があるため自重で傾いてしまい綺麗にまっすぐ前に飛ばせないんですよねー。まあでも雰囲気は出てるし特に問題はないかな。
おそらく長時間このままで飾るとロープ部分が完全に重みで垂れ下がってしまうと思うので、もしこのまま飾るのであればスタンドパーツ必須かもしれないですね。
最後はこれ、スモークのフェイタリティ技"スモークボム(フィギュアの解説文だとForce-fed Bomb)"で使うロボアームと爆弾。
相手に爆弾を飲み込ませて内部から爆破するというイカれた必殺技で使うアイテムなんですが、ロボアームの基部を肩アーマーに取り付けることでゲーム中同様のポーズが可能になります。
ロボアームは基部と先端が前後に可動し、アーム本体の開閉と回転も可能なので爆弾以外を掴ませたり何か別のポージングとかにも使えそうですね。
しかしこんなアンバランスな取り付け方してるわりにしっかり固定できてるのが不思議ですわ・・・w
最後はゲーム中のムーブっぽく色々動かしてみたり。写真で伝わってるかわからないんですがいやホントにマジでよく動くんですって!これはぜひ実際に触ってみて体感してほしいです。
ということでスモークのご紹介でした。
個人的に初めてのストームコレクティブルズ製フィギュアだったんですが、かなり予想以上のプレイバリューでした。
まずとにかく言えるのは可動ポイントの豊富さと可動域の広さ。フィギュアーツ等のように可動に特化した構造となっており、更に干渉しそうな部分は軟質パーツになっているおかげで非常に動かしやすくなっています。
記事中で書いたように骨格となるジョイントセットに軟質のボディをかぶせた上半身構造をしているので、可動させているとボディやアーマーの位置が左右に若干ズレたりするのがネックなんですが、そこまで酷くズレるわけでもないのでわりと許容範囲かもです。
付属品も色々付くおかげでゲーム中のフェイタリティや特殊技の再現もできますし、付属ハンドパーツは差し替えが非常にしやすく固定もしっかりしているのでポロリも全く無く。ホントに文句のつけようがない出来ですよ。
そういえば書き忘れてましたが頭頂部から伸びてる3本のケーブルの予備パーツも付属します。細かい配慮が行き届いてるなあ・・・
唯一の欠点は値段で、これ定価でも70ドル近くするんですよねー・・・スモークはNYCC2019限定品なので買おうと思うと実際の値段は更に高く・・・w
来月くらいにはスモークと同型でリカラーキャラのサイラックスとセクターが一般販売でリリースされるので、もし購入を考えているならそちらのほうが入手しやすいかもですね。(サイラックスは日本でも発売の案内が出てるので公式輸入販売もするみたいです)
ただ70ドル分の価値は十分にあるくらいホントに良い出来なので、気になる方はぜひ一度触ってみてほしいですねーマジですごいんだよこれは・・・
おわり
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